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11月10日放送分「続・ゴッドファーザー」解説by たつみコータロー

★続:ゴッドファーザー

収録のために準備した、たつみコータローのメモをブログでお読みいただくことができます。
放送内容(音声)は番組サイトでをお聞きください。タッチミーコータロー

★続:ゴッドファーザー

さて、このゴッドファーザーという映画の製作の裏側を考えてみたいんですけど。監督はご存知フランシス・フォード・コッポラなんですが、当時30歳そこらなんですね。まあ、監督やろうって人は、我の強い人が多いわけですが、実は製作側のパラマウント社が考えていた1970代での物語設定だったんですね。しかし、コッポラは、いや、原作に忠実にやろう、と。1940年代ですよね。来ている服も、車、建物も、何もかも高くなってくるんですよ。

また、細部やスタッフにこだわるコッポラのせいで予算250万ドルから650万ドルがどんどん増えていった。だからパラマウントとしては、クビにしてかった。

実は、名場面の一つに、マーロンブロンド扮するヴィトー・コルレオーネが打たれて後、アルパチーノ扮するマイケルがレストランで首謀者のソロッツォを殺害するシーンがある。ものすごい緊張感。テーブルに対峙する二人。淡々とした話しの後、トイレに行ってもいいかと尋ね、そしてトイレに隠してあった、ピストルでソロッツォを射殺するんですね。
この場面の緊張感がすごいんですね。

アルパチーノと監督のフランシス・フォード・コッポラはこのシーンを始めの1週間に撮影し、それをパラマウントが見て、首にはならなかった。
打たれるシーンは非常にリアル。やはり映画は細部。7人の侍でもそのような細部。


●カメラ
ゴードン・ウィリス(後にウッディ―アレンの「アニーホール」なども)
カメラを位置。ほとんどが1.4mほどでハイアングルもローアングルもない。これは彼の物事を通常目線でそのままに見せるという哲学。今の映画の主流は違いますね。臨場感とスピードをを出すために多くのローアングル、ハイアングルとカットを入れるんですね。

コッポラ・若いですからハイアングル、ローアングル、取りたい。でもゴードン・ウィリスがさせない。
そしてライティング

●アクター
現代の人に受け入れられるには、僕は演技が重要だと思うんですよ。今と昔の演技の技法が違うんですね。
いわゆる白黒の映画の時代ってのは、役者の演技がだいたい舞台の演技に近いんですよ。セリフなんかも、はっきり喋る。聞こえやすいように少し鼻から出たような高いトーンで話すんですね。ハードボイルドなあのハンフリーボガードの声も結構高いんですよ。
1960年代くらいからは、メソッド演技法というのが確立さされて、よりリアルな演技が主流になったんですね。ゴッドファーザーではマーロン・ブロンドも、アルパチーノもこの演技法なんです。だから今の僕らにもすっと入れるんですよね。

この映画の成功は個性的な役者によるところも大きいです。
ローレンス・オリビィエ
マーロン・ブロンド 若い。しかしパラマウントは却下。条件 1スクリーンテスト、2.タダ 3.損失補てんをすること。
台詞を憶えてこない、必ずといっていいほど共演者の女性に手を出すのがマーロン・ブロンド
ティッシュを口に、しわがれた声

アル・パチーノも無名俳優ですから。

隠れて帰ってきたマイケルは完全に違った男になっている
ロバート・デュバル (トム・ヘーガン)最高の役者 無法な中に常識を持った法律家がいることで安定感が生まれる。最近はしゃべりすぎの役者も多いが。

ボニー・アンドクライドからインスピレーションを受けた。

マフィア映画に特有の暴力を礼賛し、マッチョで、金遣いも荒い、女性にもてるというヒロイックな印象をもつものではない。

--何度でもみたい映画です。
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タッチミーコータロー 【 たつみコータロー 】

Author:タッチミーコータロー 【 たつみコータロー 】
ラジオシネマ【Touch me! コータロー】の番組ブログです。シネマナビゲーターの たつみコータロー がお届けします。(更新はスタッフが行なっています。)
OBC ラジオ大阪【1314kHz】
毎週 土曜日 6:35~6:45 放送(radiko.jp でも聞けます。ラジコで検索。)
番組サイトは http://kotaro.asia

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