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11月3日放送分「ゴッドファーザー」解説by たつみコータロー

★ゴッドファーザー1

収録のために準備した、たつみコータローのメモをブログでお読みいただくことができます。
放送内容(音声)は番組サイトでをお聞きください。タッチミーコータロー

★ゴッドファーザー(1972年公開)

● ストーリー
第2次世界大戦直後のアメリカのイタリアンマフィアを描いた作品。ゴッドファーザーとのいうのは、マフィアの「ボス」という意味。
ゴッドファーザーは何を語っているのか。単にニューヨークマフィアの抗争を描いた物語ではない。家族の愛憎、裏切り、信頼、悲哀ですよね。

 マフィアのボス、ヴィトー・コルレオーネを演じるのが当時の人気俳優、マーロン・ブロンド。
血の気の多い長男には実力派のジェームズ・カーン、三男のマイケルは、アル・パチーノが銀幕デビューしています。
 組織の相談役弁護士、トム・ヘーゲン役には、これまた実力派のロバート・デュバル。
物語はこのマーロン・ブロンドのマフィアのボスの活躍と勃興、アル・パチーノ演じるの3男の成長を軸にして進んでいくわけですね。

 冒頭ですね。歴史に残るシーンから始まるんですね。薄暗い部屋に、子猫を抱いたゴッドファーザーが、来客からの申し入れ、お願いを聞いているんですね。辱めを与えた人物がいるから、殺して欲しいと。
そして、ここでのライティングですね。ライトを真上に持ってきて目のくぼみを全く見えなくしたものなんですけれど、今では当たり前の技術ですけれど、当時は斬新で、後の撮影技術に大きな影響を与えたんですね。この撮影監督はゴードン・ウィリス。映画でカメラを持った人だったら知らない人はいないといわれる巨匠です。

 こんな恐ろしい相談が行われている部屋を一歩でると、娘の盛大な結婚式のパーティが行われているんです。数百人が歌えや踊れやとやっているんですね。
 パーティの中でフィアンセと一緒にいるのが、マイケルですね。屈強な男も参列しているわけですから、自分の家族がどういうものかを説明しているんですよ。
そのエピソードの中で、ファミリーの手下がある人物にこんなことを言って無理な要求をのませたっていうんですね。
I'm going to make him an offer he can't refuse.
これ訳すと、「断れない提案を要求する」つまり断ったら命がないような要求です。
怖いですねー。リスナーの皆さんも、仕事上、断れない提案を要求する人で必ずいますよね。マフィアですからね。怖いです。しかも日本の任侠映画みたいに、大声出してやるわけではないんですね。
ニューヨークにはいくつかのグループがありまして、グループの一つであるソロッツオという人物が、麻薬取引を手伝って欲しいと呼び掛けるんですね。

麻薬の取引を拒否したことから、コルネオーレファミリーは、他のマフィアグループから煙たがられ、とうとうボスが襲撃されてしまいます。一命は取り留めましが、ファミリーにとって大きな痛手。ソロッツオの背後にはタッタリアファミリーという組織があるんですね。
全面戦争になってしまうのか。

ここで出てきたのが、アルパチーノ扮するマイケルですね。
真面目一本、フィアンセも堅気、の彼が父のかたきをうとうとするわけですね。
手打ちをすると見せかけて、ソロッツオをレストランに呼び出して、何気ない話から、トイレに行く・・・

しかし、それでも続いて長男のソニーもやられてしまう。

抗争が泥沼化しそうな時になったとき、襲撃から回復したゴッドファーザーは、他のマフィアのドンと会合を開き、これまでの泥沼の抗争はすべて辞めようと、停戦合意に至るのですが、実は、裏では静かに陰謀が進行しており、コルレオーレファミリーの新しいドンになったマイケルには裏切りと危険が迫っていた。
そこでマイケルがとった行動とは・・・


マフィア映画の草分け的作品で、今後のこのジャンルに多大な影響を与えた映画です。
面白いのは、ゴッドファーザーという映画の評価なんですね。
もちろん、1972年のアカデミー賞作品賞まで取っているんですが、この賞を取っても数年後には忘れられる作品ってのはいくらでもあるんですよね。
またゴッドファーザーは作品賞はとったけれど、双璧の方一方の監督賞は逃していまして、キネマ旬報の年間ランキングではその年8位ですからね。

しかし、ゴッドファーザーの評価は年々上がりましてAFI アメリカン・フィルム・インスティチュートでのハリウッド映画トップ100の2番に選ばれているんですね。
ちなみに一番はオーソン・ウェルスの「市民ケーン」なんですが。

これは脚本、役者の演技、ライティング、音楽、といった作品のもつ力に違いないわけですが、とにかく、僕にしても何回見ても飽きないんですよ。毎回違う発見があるんですね。


次回はこの映画の魅力をもっと深く考察してみたいと思います。楽しみにしていください。よろしく。
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タッチミーコータロー 【 たつみコータロー 】

Author:タッチミーコータロー 【 たつみコータロー 】
ラジオシネマ【Touch me! コータロー】の番組ブログです。シネマナビゲーターの たつみコータロー がお届けします。(更新はスタッフが行なっています。)
OBC ラジオ大阪【1314kHz】
毎週 土曜日 6:35~6:45 放送(radiko.jp でも聞けます。ラジコで検索。)
番組サイトは http://kotaro.asia

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