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2月16日放送分「ライフ・オブ・パイ」by たつみコータロー

★ライフ・オブ・パイ(2月16日)

収録のために準備した、たつみコータローのメモをブログでお読みいただくことができます。
放送内容(音声)は番組サイトでをお聞きください。タッチミーコータロー

★今週は「ライフ・オブ・パイ」です。


さて、今日ご紹介するのは、公開中の映画です。ライフ・オブ・パイ。パイの一生。パイの物語ですね。原作はスペイン生まれのヤン・マーテルが書いて、200?年のイギリスの権威ある賞、ブッカー賞を受賞したベストセラーですね。

ストーリーは、インドで平和に暮らす4人の家族。動物園を経営していたこの家族が、動物園を閉鎖することになるんですね。そして動物を売却するために太平洋を航海し、カナダを目指します。しかしなんと、なんと大嵐によって船が難波して沈没してしまいます。
主人公の青年パイ・パテルはなんとか救命ボートにしがみついて助かります。ところがそのボートにはシマウマ、ハイエナ、オラウータン、そしてトラが一緒に乗っていたんですね。ハイエナがシマウマとオラウータンを襲い、そしてトラがハイエナを追い出し、とうとうボートには主人公のパイとベンガルトラだけになってしまったんですね。

この映画は、大人になったパイが、ネタ探しにやってきた物書きに、どう227日間もトラと漂流して助かったのかを語るという形式で進んでいきます。

でも、主人公パイがこの獰猛なトラをどう手なずけ、人間と動物の友情を育んでいって、最終的に助かったのか、というファンタジー映画だけではないんですね。それだけでは流石にアカデミー賞作品賞にノミネートはされないんですね。

実は、この作品は特徴は非常に哲学的であり、宗教的な要素があるんです。実際、始まってから30分くらいは、主人公パイが合理主義的な父親のもとで育ちながらも、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教などの宗教に触れながら、神とは何か、信仰とは何かという模索をするところがしっかり描かれています。このパイという名前の設定も割り切れないもの、答えのすぐにでないもの、という暗喩ですよね。

先ほどのハイエナとシマウマとオラウータンとベンガルトラが生き残ったというのも、実はこの映画の最後で重要な意味づけがされています。

このライフオブパイ、あのジェームス・キャメロン監督が大推薦していますね。アバターで3D映画の新境地を開いたキャメロン監督のお墨付きですから、これは3Dで見て欲しいと言いたいんですが、これは僕は2Dでも充分楽しめる映画だと思います。実は3Dというのは、あのメガネをかける分、光の量が少ない映画館も多くて、薄暗いと感じることもあるんですね。だったら、この素晴らしい映像をギンギンの光で見て欲しいと思うんですね。

 いや、キャメロン監督はこういう海の映画が好きなんですよね。1989年に「アビス」という映画を作っているんですね。これは海底に取り残された人たちの人間劇と、海底未来生物との交流を描いた映画で、僕の大好きな俳優エド・ハリスが好演しているんですが、興行的には大失敗した映画ですね。海ものとしてはタイタニックの大ヒットで完全に名誉挽回しましたが、海ものといえばジェームズキャメロンなんですね。僕には。彼の推薦映画ですから、海の描写は流石です。

この映画、監督は台湾人のアン・リーです。グリーンデスティニーでワイヤーアクションで新境地を開いて、アカデミー外国語映画賞、ブロークバックマウンテンではアカデミー監督賞を受賞しているアクションからドラマ何でも撮れるアジアが誇る天才監督です。
このライフオブパイも彼の才能がいかんなく発揮されています。ぜひ劇場で驚愕のどんでん返しを楽しんでください!
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タッチミーコータロー 【 たつみコータロー 】

Author:タッチミーコータロー 【 たつみコータロー 】
ラジオシネマ【Touch me! コータロー】の番組ブログです。シネマナビゲーターの たつみコータロー がお届けします。(更新はスタッフが行なっています。)
OBC ラジオ大阪【1314kHz】
毎週 土曜日 6:35~6:45 放送(radiko.jp でも聞けます。ラジコで検索。)
番組サイトは http://kotaro.asia

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